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自然との戦い 飛騨ほうれん草栽培

坂田農園坂田里美さん

私は岐阜県立吉城高校の学生です。騨市の農産物の魅力を伝えるために飛騨市神岡町の坂田農園さんに取材に行ってきました!

【今回取材させていただいた坂田さんについて】

こだわりは自分がたべたいと思うほうれん草を作ることだそうです。
管理や雪かき、獣対策など大変なことは沢山あるけどより美味しいほうれん草を届けられるように天気予報アプリを入れたり、電気柵を取り付けたり工夫をされています。

【飛騨ほうれん草の味の特徴】

寒暖差が大きい気候と標高の高さにより、葉肉が厚く、えぐみが少なく、甘みと濃厚な味わいが特徴。
雨・暑さ対策としてビニールハウスを2重にすることで、泥はねや暑さによって枯れてしまうのをできる限り減らすよう工夫されているそうです。

枯れたりしたほうれん草をそのままにしたりしていると、周りのほうれん草も悪くなってしまいます。なので早めの対策が大切になります。

枯れたり、溶けたりしていないほうれん草もカラスやシロサギ、イノシシや猿などの被害に遭うのでその対策も必要になります。

↑取材中、圃場近くに現れた猿 

また、冬には多くの雪が降るので、朝の2時に起きて雪かきをしているそうです。

ほうれん草を栽培するのにこんなにも手間や苦労があるなんて知りませんでした。

 最後に坂田さんのおすすめのほうれん草料理をお伝えします!
シーチキンとマヨネーズ和えが一番のおすすめだそうです。
また、油で揚げたり、おひたしにしても美味しいそうです!

ぜひ作って食べてみてください!