飛騨牛を作る覚悟
飛騨牛は、岐阜県産の黒毛和牛の中でも特に優れた牛肉のみに与えられる銘柄です。肉質は、きめ細かく柔らかくとろけるような旨みに定評があり日本を代表する和牛です。大下さんが飛騨牛を育てる中でこだわっているポイントは、品評会での格付けを狙うのではなく、食べた時に「美味しい」と言ってもらえるお肉になるように育てています。飛騨牛は、焼肉やしゃぶしゃぶ、ステーキなどさまざまな料理で味わうことができますが、大下さんのお肉はすき焼きにして味わうのがおすすめ。
また、大下さんの牧場では繁殖から肥育までを一貫して行うため、子牛の頃からたっぷりの愛情を注いで牛を育てています。
飛騨の水と徹底した餌管理
牛の餌には、さまざまな種類があり大下さんの牧場では、体調や大きさ、月齢などで餌を配分を変えています。牧草やトウモロコシなどの穀物類など多くある種類の中から長年の研究と実績から割合などを決め毎日牛に与えています。
また、牛に与える水は飛騨の新鮮な水を使用しています。この水が飛騨の牛が美味しく育っている理由の一つかもしれません。