種が原点。種が繋ぐ自慢の作品
飛騨市古川町畦畑(うねはた)地区にて農薬や化学肥料を一切使わず自然の恵みに沿った農法で飛騨在来の豆類をはじめ国内外の固定種・在来種を中心に季節の野菜を約50品種程栽培をしています。
また、毎年毎年実りの時期に種を採り次の年へつなぎ海外や気候が違う土地の野菜でも畦畑の地にあった野菜となっていくように種を繋いでいます。
農家になるきっかけ
地元古川町で生まれ育った森本さんは、高校を卒業後、静岡県の製菓学校に入学。卒業後は、飲食店で仕事をしていました。結婚後、東日本大震災の年に子供が生まれたことや仕事に追われていたこともあり、それまでの暮らしを変えようと思い小さなころから憧れていた農家になろうと決意しました。2014年夏から郡上市で2年半の研修を経て独立。2017年に地元に戻り畦畑地区にて農業を開始しました。
大人気「豆のパウンドケーキ」
農閑期である冬には、製菓学校に行っていた腕を生かし豆のパウンドケーキを販売しています。
山深い飛騨地方では、昔から豆が貴重なたんぱく源でした。森本さんの作るパウンドケーキには、飛騨在来のインゲン豆「白たまご」をはじめ、自分の畑で取れた豆を使用して作っています。