実家の農業を継いだ元高校教師
飛騨市古川町下気多地域でアスパラガスやお米、酒米、お花の栽培している岩塚さん。実家が農業を営んでいたこともあり、小さい頃から農業が身近な存在でした。大人になり農業高校の教師として、農業を教える立場で農業に関わりながら、いずれは実家の農業を継ぐという思いを持ち続けていました。そして、10年前地元である飛騨市へ帰ってきて実家を継いで農家になり現在に至ります。
自慢の農産物を作るこだわり
アスパラガスは、飛騨市内で一番多く生産しており市場や地元の産直市場、ふるさと納税などで販売しています。アスパラは、春と夏で味が違うと語る岩塚さん。春に収穫するものは、前年に蓄えた養分を使用して育つため、味が濃く甘い。一方夏に収穫するものは、さっぱりしており他の食材を引き立ててくれるため色々な料理で活用できるので是非食べてもらいたい。
お米や酒米は、品種によって作り方や肥料の分量を変えたりなど試行錯誤をしながら良い物を収穫できるよう取り組んでいる。特に酒米は、酒屋さんが使いやすい物を作るように努力しており、大きい実になるよう毎年研究を重ね栽培をしています。