お知らせ

市内保育園でまめっこキッチンを開催しました!

〜おはぎ作りで食の大切さを学ぶ〜 市内保育園で「まめっこキッチン」

市内の女性農業委員や同経験者、県農業経営アドバイザーなどを務めている市内の農家の女性らでつくる「まめっこの会」(中野多千子代表、会員13人)が、食農教育の一環として昨年12月から今年1月にかけ、市内の6保育園で「まめっこキッチン」を実施しました。

子どもたちに食に対する興味を持ってもらい、食べることや命の大切さ、みんなで協力しながら作業をすることなど、社会で生きていく上で大切なことを学んでもらいたいと、毎年この時期に行っている活動。豆の特徴を分かりやすく学んでもらう講座や、市内で栽培・収穫された大豆を石臼で挽いてきな粉にしたり、会員が栽培したもち米を使ってきな粉のおはぎを作る体験、会員が栽培した枝豆の試食や豆乳の試飲などを行いました。

最初に、大豆について学ぶ講座を実施しました。大豆は、ゆでて枝豆として食べることができる他、芽を出させてもやしにしたり、加工して豆腐や醤油、味噌、納豆などに「変身」することをクイズを交えながら説明。数種類の大豆やその加工食品の実物を見て学びました。

豆乳を試飲した後、炒った大豆を石臼で挽いてきな粉にする体験をしました。園児らは、会員や都竹市長、市職員からアドバイスを受けながら、石臼の上部にある穴から大豆を入れ、メンバーと一緒に力をこめて石臼を回しました。永田新葉ちゃんは「きな粉を作るのは初めて。石臼からグリグリと音がしたのが楽しかった。できあがったきな粉は美味しそう。またやってみたいし、家でも食べてみたい」と笑顔で話していました。

きな粉のおはぎを作る体験では、お米をビニール袋に入れ、力いっぱい振って丸めました。さらに袋へきな粉を加えてまぶすと、美味しそうなおはぎが出来上がりました。
作ったおはぎは、枝豆と一緒にその場で試食。皿に残ったきな粉まで、きれいにたいらげた子もいました。子供達からは「初めてきな粉を自分で作った。」「きな粉は大好き。おはぎも美味しかった」という声があり、中野会長は「活動を通して、子どもたちに食べることの大切さや、農業の楽しさを分かってもらえたら」と思いを話していました。

①旭保育園  …令和6年12月12日(木)
②さくら保育園…令和6年12月20日(金)
③宮城保育園 …令和7年 1月 9日(木)
④河合保育園 …令和7年 1月16日(木)
⑤増島保育園 …令和7年 1月17日(金) 
⑥双葉保育園 令和7 130日(木