令和4年5月:市内2か所の保育園でミニトマト栽培の食育事業を実施
この事業は「植えて」「育てて」「食べる」楽しみを伝える市の食育事業の一環で、古川町畦畑のトマト農家・坪根邦一さんを講師に迎え、市内2か所の保育園の年長児が参加しました。
体験に先立ち、坪根さんは「ミニトマトは栄養がたくさん詰まった野菜です。一株200個を目標に生らせましょう」などとトマトの魅力を教え、この後、園児たちは坪根さんや保育士らの手を借りながらプランターの土を掘って苗を植えたり、水遣りをしました。植えた後、園児たちは「がんばって育てるぞ」「大きくなってね~」と笑顔を見せていました。
続いて坪根さんのトマトの話があり、「今はまだ赤ちゃんですが、大きくなったらみんなの給食と同じ肥料を上げてください。大きくなると脇芽が伸びるので、ジャングルにならないよう脇芽は小さいうちに取ってください。ミニトマトはトマトより栄養が豊富なので大事に育ててたくさん食べてくださいね」と話しました。質問コーナーでは「トマトの花はなぜ黄色いのですか?」と園児が尋ねると、坪根さんは「花粉を運んでくれる虫が好きな色だからです」と答えていました。
最後に保育士さんは「今日はたくさんトマトのお勉強をしました。おいしいトマトがたくさんできるように皆でお世話しましょうね」と園児たちにエールを送っていました。
坪根さんはこの後も市の職員と定期的に訪れて、栽培や収穫について園児たちを指導しています。