飛騨市、持続可能な未来へ
「オーガニックビレッジ宣言」を発表
岐阜県飛騨市では3月22日、持続可能な農業と地域社会の実現を目指し、県内では2番目となる「オーガニックビレッジ宣言」を発表しました。この宣言は、環境に配慮した有機農業を推進し、地域全体の活性化を図るものです。宣言では、飛騨市の豊かな自然環境を守り、次世代に継承するための具体的な目標と取り組みを盛り込みました。
★オーガニックビレッジ宣言についてはこちら https://hidaichi.jp/category_82/2699.html
宣言の背景と目的
近年、地球温暖化による異常気象が世界各地で深刻な被害をもたらし、農林水産業においてもその影響が顕著になっています。飛騨市においても、例外ではなく、気候変動による農業へのリスクは年々高まっており、将来への不安が広がっています。
こうした状況を踏まえ、政府は「みどりの食料システム戦略」を策定し、環境負荷の低い持続可能な農業への転換を推進しています。飛騨市もこの流れに呼応し、豊かな自然環境を守り、次世代に継承するために、有機農業の推進を重要な政策課題として位置づけました。
★飛騨市有機農業実施計画についてはこちら https://hidaichi.jp/category_82/2704.html
⇒環境負荷の低減
・化学肥料や農薬の使用を減らし、土壌や水質の保全を図る。
・生物多様性を守り、生態系との調和を目指す。
⇒地域農業の活性化
・有機農業による高付加価値化で、農業者の所得向上を図る。
・地域ブランドを確立し、販路を拡大する。
・多様な担い手の確保・育成。
・地元の農産物を活用した学校給食などを推進する。
⇒地域社会への貢献
・有機農産物に関する地域の理解醸成。
活動報告会の様子
※同日開催された活動報告会の様子
令和六年度の活動報告内容
令和6年度の活動報告につきましては下記URLよりご参照ください。
https://hidaichi.jp/uncategorized/2719.html